歳と共に細かい作業が段々うっとうしくなってきます。
細かい文字を読んだり、小さなものを操作したり
老眼鏡だけではちょっと見づらい、そんな時に重宝するのがめがね式拡大鏡です。
そしてめがね式拡大鏡には大まかに2つの種類があります。
メガネ式 と
双眼ヘッドルーペです。
メガネ式は、見た目が、普通のメガネのような形になっていて、
最近テレビCMでもよく見るハズキルーペが代表的なものです。
ハズキルーペ
そしてもう一つの双眼ヘッドルーペは、ヘッドバンドに小さな双眼鏡をつけたようなものを頭からかぶるタイプです。
日本のものとしては池田レンズ工業のBM-120などがあります。
池田工業BM-120A 倍率1.8倍
メガネ式のハズキルーペは神田通信工業という会社が開発した製品で、
見た目の良いデザインや、今までのものとはちょっと変わったコンセプトで作られており、
非常に人気がある製品で、贈り物としても喜ばれているようです。
写真で見れば分かるとおりハズキルーペは視野が広く、両目で見る事ができることや、画面のゆがみが少なく、
長時間使用しても眼が疲れにくいという特徴を持った拡大鏡です。
もともと人は両目で物を見ていますから、虫眼鏡だと、視野が狭く、画面もゆがんでいることから、
長時間使っていると眼精疲労を起こしてしまいます。
さらに、手に持たなければならないタイプの場合、両手を使って作業する事ができず、作業がとてもやり辛い場合もあります。
本を読むにしろ、携帯電話でメールをするにしろ、あるいは手先の細かい作業など、
両手が使えると使えないのでは作業効率に大きな違いが出てきます。
メガネ式拡大鏡ハズキルーペ3について
一方双眼ヘッドルーペ式は、結構昔から、細かい作業などを行うための拡大鏡として、使われてきました。
両手を自由に使えるので、作業がしやすくなるのはめがね式と同様です。
普通、双眼ヘッドルーペは、めがね式よりも拡大率が大きく、細かい作業を実施する場合には重宝するのですが、
メガネ式と比べ視野が狭く、目が疲れやすいという面があります。
メガネ式拡大鏡を選ぶ場合は、この二つのタイプの特徴をよく理解して、使う人が、どのような場面で使うのかをよく考えて選ぶ必要があります。
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