ハズキルーペは老眼鏡ではない
ハズキルーペを老眼鏡のようなものと考えている人が多いようです。
「ハズキルーペと老眼鏡は何が違うの」
「100均の老眼鏡があればハズキルーペはいらないんじゃないか」
などという疑問を抱く人が結構います。
まず最初に言っておくと
ハズキルーペはメガネ式拡大鏡(ルーペ)であって老眼鏡とは異なります。
老眼鏡も凸レンズですから、多少は見たものが大きく見えますが、基本的に焦点距離を近くに持ってくるためのものです。
ハズキルーペを販売しているハズキカンパニーさんもその辺りは気にしているようで
しきりにハズキルーペは老眼鏡ではないということを強調していますし
CMでもだんだん若い人を採用しています。
ハズキルーペはあくまで拡大鏡です。
倍率は1.32倍、1.6倍、1.85倍の3種類
拡大鏡(ルーペ)=凸レンズ→焦点距離が近くなる
その結果、老眼の人が使うと比較的近くでも見えやすい
という結果になります。
メガネの形をしていて、焦点距離も近くなるために老眼鏡的なものと考える人が多いのでしょう。
高齢になるとなぜハズキルーペが必要になるのかハズキルーペは老眼鏡ではない
でも近くが見やすくなるんですけど・・
ぢゃあ、なんでお年寄りは、ハズキルーペが必要になるのでしょう
老眼鏡じゃダメなの
2位じゃダメなんですか(なんのこっちゃ(^^)~)
その理由は、
高齢になると目の解像度が落ちてくるから~(チコちゃん風に)
60歳を過ぎたあたりから急速に白内障になる人が増えてきます。
生活に支障のない軽度のものを含めると80歳以上では100%の人が白内障になっています。
つまり、高齢者は多かれ少なかれ目の前にもやがかかっている状態
この結果、見た物のコントラストが分かりにくくなっています。
さらに、高齢になってくると顔や手のシワが増えるように、目のレンズも若いときのようにプリプリでなくなって、凸凹が出てきます。
おまけに網膜も劣化してきていますから、ものの形が細かく判別できなくなってきています。
そうなると単に焦点を合わせるだけでは細かいものが識別できない
「ね」なのか「わ」なのか「3」なのか「8」なのか
「文字が小さすぎて読めなーい」となるわけです。
細かいものを操作したり、組み立てたりする作業も
形がハッキリ分からないし、穴がどこにあるのか、どの部分が組み合わさるのか
よく見えない上に
「手も震えていたり」(>_<)します。
だから、ハズキルーペで大きく見えると
「おー、10年前に戻ったようぢゃ」
「これは便利」「ありがたい」
となるわけです。
しかも少子高齢化で高齢者がどんどん増えています。
そんでもって、昔ならそこそこの年齢になれば、引退して、のんびりとお茶でも飲みながら?暮らしていたのが
現代の高齢者は皆さん元気です。
70歳過ぎても現役でバリバリ仕事をしている人も多いですし
引退してからも、色々な趣味の事をやっている人も多い
それなのに
旅行しようとスマホで旅行のサイトを見ても
文字が小さいっ!!
画面を拡大すれば良いって?
面倒だし、表示される範囲が狭くて使いづらい
でもハズキルーペがあれば、小さな文字もなんのその
くっきりはっきり見ることができます
けっしてCMがヒットして有名になったからという理由ではなく
ハズキルーペが必要な人が増えているから、ハズキルーペが売れることになります。
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