はじめに年齢と共に確実に低下する動体視力、車を安全に運転するためには動体視力を鍛えることが必要です。
といっても、動体視力を鍛えるにはどうすればいいのでしょうか
気が付けば車の運転が不安に歳と共に近くが見えなくなり、小さなものが見えなくなると同時に
動く物も見えにくくなります。
老眼が気になってくる年齢は動体視力が気になる年齢でもあります。
あなたの車の運転は大丈夫でしょうか
自分では今まで通り運転している。
と言うよりは、若い頃よりはずいぶん安全運転に心掛けているつもりなのに
家族や同乗者に運転に気を付けるようにいわれて、何か納得がいかないものの
しっかり安全を確認して走っているつもりなのに後続車からクラクションを鳴らされたりすることが続くと
やはり自分でも心配になってきます。
動体視力の衰えは40代から40代になると視力の低下が目に見えて?分かってくる年代でもあります。
目の衰えで典型的な老眼は40代に始まります。
しかし、目の衰えは老眼ばかりでなく動体視力にも始まっています。
老眼は目の水晶体が硬くなって大きく膨らませることができなくなることによって、焦点を手前に持ってくることができなくなる現象です。
つまり水晶体が弾力をなくして硬くなっているということになります。
そうなれば当然、視点を動かしたり、遠くのものから近くのものに焦点を合わせたりすることもやりにくくなるということになります。
そして目の動き辞退が悪くなることで動体視力が低下していきます。
40代を過ぎたころから運転がきつくなりませんでしたか40代を過ぎたころから動体視力がずいぶん衰えてきます。
といっても、まだまだ車を運転するのに支障が出てくるほどではありません
しかし
40代以上の人ならわかると思いますが
40代を過ぎたころから、長時間の車の運転がきつくなりませんでしたか
20代のころだと、長時間運転しても、退屈する様なことはあっても、運転自体がきついとか、疲れたというようなことは少なかったのではないでしょうか
ところが40歳を過ぎた頃から、運転自体が疲れる作業になってきます。
なぜかというと、それはやはり動体視力の衰えで、運転に緊張が強いられるようになってきたからです。
若い頃であれば難なく見えていた周りの風景が、歳と共にしっかり見ないと見えなくなってきます。
若い頃であればなんともなかった高速道路の運転でも
50代になると、ずいぶん道路が狭く感じられて来ます。
旧東名高速を走るとずいぶん狭く感じるが、路肩が広い新東名高速だと、運転が楽という人も多いと思います。
高齢ドライバーによる交通事故も増えています最近は高齢ドライバーによる事故も増えています。
相対的に高齢ドライバーの数自体が増えているのでやむを得ない面もあるのですが
やはり認知機能や運動神経が低下していることが大きな原因となっています。
ただ、ここで注意するのは、認知機能や運動神経の低下だけでは無く
動体視力の低下も、交通事故の大きな原因になっています。
横道などから人や車が出てくるのに気が付くのが遅れたりするということもありますが
高速道路を逆走するなどという事故も、認知機能の低下ばかりで無く、動体視力が衰えた結果
進入禁止の標識に気が付かなかったり
周りの状況がしっかりと把握できず、通常とは異なる進路を取ってしまったりということも隠れた背景の原因になっています。
動体視力を鍛える方法年齢と共に動体視力が衰えてきます。
そうはいっても、車の運転を今すぐ止めるというわけにはいきません
都会に住んでいれば、車は止めて、電車など公共交通機関だけで移動するという事も
可能かも知れませんが
車がないと生活が出来ないとか、かなり不便になるという人も多いです。
まだまだ車であちこちでかけたいという人も多いはずです。
となれば、車の運転を続けるためには動体視力の低下を少しでもくい止めるしかありません
動体視力を鍛える方法としては
視点を早く動かすトレーニング年齢が上がってくるとたいていの人は視点(焦点)を動かさなくなってきます。
原因としては
・屋外での活動が少なくなる
・スポーツなどを行う頻度が少なくなる
・目の水晶体などが固くなっていて焦点を合わせづらいので、なおさら視点を動かさなくなる(怠ける?)
ということで、とにかく目の周りの筋肉や水晶体を動かすことが少なくなっているの
で
水晶体や、目の周りの筋肉がなまっている状態ですから
早い話が、目(視点)を意識的に動かすトレーニングをすることで
弱っている目の周りの筋肉を鍛えたり、水晶体の弾力性を取り戻したりします。
やり方は
速読の訓練などでよく使われる訓練ですが
視点を左右、上下、対角線上などを素早く移動させるようにします。
屋内であれば窓枠などを使ったり
外を歩いているときであれば
遠くを走っている車
近くの看板
道路の反対側を歩いている人
などに素早く視点を移動させてみるようにトレーニングをします。
遠近運動中学校くらいの時に学校で行った人もいるかも知れませんが
手に何でも良いので(ボールペンとか)目の前30~50cmくらいの所でホールドします。
次に遠くにあるものをひとつ決めます。
室内なら壁でも良いですし、窓越しに見える遠くの電柱とかでも良いです。
1~3秒間隔で手元の物と遠くの物に視点(焦点)を交互に合わせるようにします。
要は目の水晶体を膨らませたり凹ませる運動を交互に行います。
回数は適宜、気が付いたときに、目のリフレッシュを兼ねて行うと良いと思います。

動いている物を見る車の助手席に乗っているときや電車に乗っているときに、漫然と車外を眺めているのでは無く、通り過ぎる瞬間に
電柱や、ビルなどの看板の文字や標識を見る訓練を行います。
遠くから見える物よりも、目の前の通り過ぎる寸前の物などの方が効果があります。
これは自分が乗り物に乗っているときだけで無く、家の前が交通量が多い道路だったり、バスの待ち時間とかにも走っている車のナンバーを確認するなどの応用できます。
瞬間視のトレーニング目の周りの筋肉を鍛えたり、水晶体のストレッチをするのも良いのですが
加齢と共に、視力が衰えてくるのはどうしようもありません
視点(目)を素早く動かすことで動体視力を維持することも限界があります。
そこで、もう一つの方法として瞬間的な認識力を上げることで、目そのものを動かす能力の低下をカバーするようにします。
どういうことかというと瞬間視を鍛える方法を使います。
一瞬だけある物を見て、どのような物であったかを認識するトレーニングです。
パソコンなどであれば「瞬間視」で検索するとトレーニング用のサイトが出てきますし、スマホなどでもアプリが出ています。
ただし、これらのトレーニングソフトは文字などの認識力を鍛えるものが多いのが難点です。
(瞬間的に文字を認識する能力と、車の運転に必要な全体の画面を認識する能力はずれがあります)
専用のトレーニングツールを使う動体視力を鍛えるのに、お金に余裕がある場合は専用のツールを購入して動体視力を鍛えるという方法もあります。
動体視力トレーニング用メガネ
一般的には野球などの球技をする人達のためのツールで
動体視力そのものというよりは
メガネにシャッター機能を持たせて、ストロボ状に目の前の画面を見ることで
瞬間視を鍛えて、脳内における画像処理を高速化することで、目の動きの衰えを補う効果があります。
車の助手席にいる時などに、このトレーニングメガネをかけて、車窓の風景を眺めていることで動体視力(瞬間視能力)が鍛えられます。
購入する費用は多少かかりますが、交通事故などを起こした場合などを考えれば、安い買い物だと思います。
公式サイトを見てみる
世界初の動体視力トレーニングメガネ「Visionup」
まとめ40代を過ぎると動体視力はどんどん低下します。
自分では、今までと変わりないと思っていても、運転しているときに見えている情報は確実に少なくなっています。
少なくとも50代を超えて車を日常的に運転する場合は、それなりに自分の動体視力の衰えを認識して
日頃から動体視力が落ちないようにトレーニングなどを行っておくことが望ましいと思います。
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